懐かしの、あの製品〜そういえば、こんなのありました。


絵が出る分だけ、気持ちいい。
CD CDVプレーヤー、ソニーから。


SONY CDP-301V
1988
CD CDVプレーヤー
SONY CDP−301V 
(\69,800)

「絵の出るレコード」のキャッチコピーで登場したレーザー
ディスクがなかなか「爆発的ヒット」とならないため、「絵の
出るディスク」の普及を狙って?登場したのが「CDV」規格
である。1枚のディスクに最大5分の映像+デジタルサウン
ドと最大20分のデジタルサウンドを収録したもの。「プロモ
ーションビデオ付ミニ・アルパム」といった具合だ。通常のC
Dと区別するためにディスクの「記録面」は金色だった。当
時のカタログを観ると、久保田利伸、TUBE等がラインナッ
プされている。価格は2,400円が中心。
しかし、時期を同じくして登場した「8センチCD(シングルレ
コードのCD版)」の知名度の影に隠れ、中途半端な規格
が災いしてか、ソフトもあまり発売されないうちに自然消滅
した。
後年登場する「ビデオCD」とは別もの。こちらはMPEG1
画質でCD1枚に約60分間の映像と音が記録されている。
(東南アジアでは、結構普及しているらしい。)