懐かしのAV機器

Aihara! ヘッドホンの歴史


1976年12月に導入した(買ってもらった)ビクターのステレオラジカセ(RC−717型)のヘッドホンジャックに
初めてプラグが差し込まれたのが翌77年6月。同時に本格的なオーディオアクセサリーとしては第1号となった
テクニクスのヘッドホンEAH−340.
以降、ヘッドホンが持つ「断線」という宿命のため、何度も機種を更新。
また、用途、スタイルの違いにも応じて購入したため、その数は20機種以上にも及んでいる。
ここでは、
Aihara! が導入したヘッドホンの数かずを紹介していく。
※SONY製品が多い自分のAVラインナップの中で、
ヘッドホンについては何故かSONY製品が少ないのが特徴だ。


製品名にリンクしてカタログ写真がみれます。

1977. 6 Technics EAH-340」購入。
◆当時中学生の自分にとって深夜放送を聴くための
 必須アイテムでありました。

記念すべき初のヘッドホン。78年のシステム・
ステレオ導入後は活躍の場をそちらに移した。

         ⇒オーディオの歴史70年代篇参照
1981. 3 「AIWA TP−S−30」購入。(付属ヘッドホン)
◆購入当初は、本体よりもヘッドホンを使用する機会が
 多かったような気がします。
初の携帯用オーディオに付属していたヘッドホンは、
耳が疲れにくく、家の中でも使うようになった。
      ⇒オーディオ・ビデオの歴史80年代篇参照
1983.12 「SONY MDR−20U(O)」購入。
◆浪人中でビンボーな中、札幌市内の某電器店で購入。
 安かったので・。色を選ぶ余裕はありませんでした。(笑)
上記の「付属ヘッドホン」が壊れたため購入。
オレンジ色のボディカラーだったため(O)の型番が
付いている。
1985. 2 「AIWA HR−S2」導入。
◆耳に装着した状態でFM用のロッドアンテナを伸ばすと
 まるでウルトラ隊員になったような気分でした。(笑)
ヘッドホンスタイルのFM/AMラジオ。コードをつない
で、通常のヘッドホンとしても使用出来た。この製品
分野はアメリカでは人気があるものの、日本では何故
か今日まで人気が定着していない。
1985.11 AIWA HP−X8」導入。
◆しばらく低価格のオープンエアー型ヘッドホンに慣れた
 耳にとって、やはり高級機は違う・・・という印象だった。

初めてのテクニクスEAH−340以来、久びさの本格派
ヘッドホン。東京生活でのメインのヘッドホンとして購入
したものだ。
1986. 1 AIWA HM−V5」導入。
◆音楽聴いてるふりして、こっそり隠し録り・・・なんて芸当
 が出来た機種なのであります。ウッシッシ・・・!
「ライブ・コロン」という愛称の本製品は、自分にとって
初のインナー・イヤータイプのもの。本体にマイクが付
いており、耳の位置で集音することからバイノーラル録
音を可能にしていた。
1988. 2 Technics RP−HV50」導入。
◆収納ケースも高級感溢れるもの。シリーズ最上位機種は
 なんと1万円もしたのですね。
インナー・イヤー・タイプで良い音を聴く目的で購入した
2WAYの高級機。
1989. 9 「AIWA HP−X80」導入。
1989. 9 AIWA HP−A550」導入。
◆確かに「ズシン、ズシン」と低音が耳に響くのがわかる。
 しかし同時に「創られた音」という印象を受けた。

重低音再生のためにロング・パイプ機構を装備したユニ
ークなヘッドホン。「パイプホン」の愛称が与えられた。
1989.12 SONY MDR−IF5K」導入。
◆FMトランスミッターを利用したコードレスヘッドホンはこれ
 までにも存在したが、本機種の登場で各社も赤外線タイ
 プで追随、新たな市場となった。
初めて赤外線を利用したコードレス・ヘッドホン。
自分のAVルームでメインで活躍した。
1989.12 AIWA HP−V35」導入。
◆外出先でも手軽に重低音を楽しめた。
先に購入したロング・パイプ搭載機種のインナー・イヤー
・タイプ版。
1991. 5 オーディオテクニカ ATH−U5」導入。
◆「これからはアタマ気にせず耳天国」というコピーがいい
 。雑誌広告をみて、「これは買いッ!」とすぐに量販店に
 走ったのを記憶している。(笑)このシリーズは買い替え
 を繰り返し5年間使用した。
ヘッドホンを装着すると髪型が気になるが、インナー・イヤ
ータイプでは迫力不足・・・というニーズに対応したユニーク
なデザインのヘッドホンが登場。その形状から「Uシリーズ
」の名が与えられた。
1993. 6 「オーディオテクニカ ATH−U3GY」導入。
1993.12 SONY MDR−D55」導入。
◆久びさに「ソニー・デザイン」に惚れて購入したヘッドホン
 。電車での移動中によく使用した。折りたたみ式のせいか
 、ヘッドバンドの締め付けが強く、何度か顔を打った!(笑)
 

ポーダブルデジタルオーディオ用に開発された高音質のヘ
ッドホン。アウトドア使用を意識してコンパクトに折りたため
、卵型の形状とエゴイズムをかけて「eggo」という愛称が
付けられた。
1994. 9 「オーデイオテクニカ ATH−U3BK」導入。
1994.11 オーディオテクニカ ATH−0.44COM」導入。
◆当時凝っていた「歌う留守番電話」などの創作活動のため
 に導入したが、「歌って踊れるマイ・マイク」としてカラオケ
 に持ち出すことも!あらららら〜・・・・・・。(笑) 
マイクと一体型の、DJ用途やLL学習を意識したヘッドホン。
1995. 6 オーディオテクニカ ATH−U88」導入。 「オーディオ・テクニカUシリーズ」の密閉型タイプ。
1996. 2 「オーディオテクニカ ATH−U88」導入。(再)
1996.10 Technics RP-DJ1200−K」購入。
◆なんと19年振りの購入となったテクニクス・ブランドのヘッ
 ドホン。この機種は丈夫で、4年間使用した今も断線特有
 の「ジャリ・・・!」という音も出さず、元気に活躍中。
 さすがDJ仕様だけに頑丈に出来ているんですね。
 コードレスタイプを除き、これまでで最も高価でしたが、大
 満足の製品。

今や高級オーディオ・ブランドとなった「テクニクス」の名で
発表されたDJ仕様のプロ用ヘッドホン。「カリスマDJブー
ム」にのって同一コンセプトのレコードプレーヤーも発売さ
れた。
1997.10 SONY MDR-NC5」購入。
◆どうやって外部の音を減らすのか半信半疑で購入。
 たしかに騒音は小さくなるよ。でも、それほど使用しないうち
 に後継機の魅力大でバトンタッチ。

周囲の騒音を電気的に軽減する「ノイズキャンセリング・ヘ
ッドホン」。
1998. 1 SONY MDR-G61シルバー」購入。
◆オーディオテクニカのUシリーズも髪型に配慮した製品で
 はあったが、今ひとつポータビリティに欠けていた。この
 G61の登場を知ってすぐに買おうとしたが、希望するシル
 バーが人気でなかなか手に入らなかったのを記憶してい
 る。

今や、人気の定番タイプとなった「ネックバンド式ヘッドホン」
の第1号。発売当初、話題が沸騰し「品切れ店」が続出。
SONYのアイデアが光る大ヒット商品となった。