100.ありがとう(第1部)<婦人警官シリーズ>
毎週木曜日よる8:00〜 TBS系で放送(1970)

主役の水前寺清子は、刑事の夫を殉職で亡くした母親役の山岡久乃の反対を押し切って「婦人警官」になる。
山岡〜は「栄養師」の資格があるため、近くの「いちじく保育園」の調理場を預かっている。保育園の園長には、伊志井寛(石井ふく子の
父)、その妻に乙羽信子。2人には子供が無く、愛人と駆け落ちした伊志井〜の甥である石坂浩二と暮らしている。彼は水前寺と同じ上
野署の刑事役だ。水前寺〜と同期に婦人警官となる友人役に沢田雅美。彼女の家は質屋を営んでおり、初井言栄が母親役だった。
先輩役には和泉雅子。憧れの警部補である奈良岡朋子に付いて、スリ係として腕を磨いていく。彼女の家は和菓子屋で、姉役の長山
藍子が切り盛りしている。その旦那役に児玉清
物語は、水前寺〜と石坂〜の「一進一退の恋の行方」を中心に、奈良岡〜の母親違いの弟の不祥事、逃げた石坂〜の母親との再会・・・
と展開してゆく。後半、奈良岡〜は弟の親玉の銃に撃たれ殉職する。石坂が水前寺にプロポーズし、花嫁姿を夢見るあたりでドラマはおし
まいとなる。
歌手でドラマ初出演の水前寺〜とベテラン山岡〜の毎回の「やりとり」が面白く、高視聴率に。当時、今ほどメジャーではなかった「婦人警
官」という職業を世間に広く認知させたということで「表彰」までされたとか。より女性が活躍する1970年代の幕開けに相応しいドラマで
あったといえそうだ。