懐かしのテレビ談議

11.ピンク・レディー関連
1976年に「スター誕生!」からデビュー。翌77年から78年にかけて「空前の大ブーム」を巻き起こした
ピンク・レディー。自分は当時中学生で、やはり大ファンであった。
ここで改めて、その輝かしい足跡を、テレビ番組とCMで振り返ってみようと思う。

★テレビ番組
◆飛べ!孫悟空
ドリフターズが演じる「人形劇」。主役格の孫悟空は志村けん。毎回のゲストを含め、似顔の人形が楽し
みであった。ピンク・レディーはテーマ曲と、劇中の挿入歌を担当。大体は彼女らの曲の「替え歌」が用
いられた。「ひょっこりひょうたん島」、「ネコジャラ市の11人」などの「NHK人形劇」は数多いが、民放レ
ギュラー番組での「人形劇」はかなり珍しい。

◆気になる季節
ディック・ミネ、坂本スミ子演じる夫婦の所へ「自動車修理見習い(!)」としてピンクの2人が居候してい
るという設定で、毎回ゲストを迎え、歌あり笑いありのバラエティ・ドラマ。他に和田アキ子や桜田淳子ら
が準レギュラー出演していた。放送は日曜よる8:00(テレ朝系)だったが、我が家では欽ちゃんの「オ
ールスター家族対抗歌合戦」(フジ系)が「主」だったので、「小さいテレビ」で観ていたものだ。

◆ピンク百発百中!
ピンク・レディーをフューチャーした「歌中心」のバラエティ・ショー。司会に井上順。ちびっ子たちが彼女た
ちのの振り真似を競うコーナーがあったが、後年はレギュラーの石野真子の「ワンダー・ブギ」の振り真
似などもやっていた。

◆ピンク・レディー物語
ピンク・レディーの生い立ちから歌手として成功するまでをアニメ化した「画期的」作品。レギュラー番組
として1組のタレントをアニメとして登場させたのは、この番組ぐらいではないだろうか。テーマ曲「星から
来た二人」は番組では歌っていないものの、その後のコンサートで「オープニング曲」として歌われたほ
か、78年暮れに出た「テレビ主題歌&CMソングもの」のアルバム・タイトルともなった。

◆走れ!ピンク・レディー
「百発百中!」と同様のバラエティー。この番組は自分としては珍しく、あまり観ていた記憶がない。

◆ザ・チャンス!
いろんなゲームに挑戦しながら豪華な賞品を手に出来る、視聴者参加の番組。79年秋に「飛べ!孫悟
空」の後番組としてスタートしたが、79年暮れに米NBCのレギュラー番組出演のため渡米、有名な伊
東四朗にバトンタッチする。(全然違うキャラだったが・・・)「ナウ・ゲット・ザ・チャンス!」という合い言葉
が懐かしい。

★CM
◆牛乳石鹸「シャワランビューティー」
1977年春、シャンプー&リンスの新製品として登場。「♪はじめての春です!」と「カルメン77」調のC
Mソングが耳に残る。季節ごとに歌詞や曲が変わるのも楽しみであった。商品を購入すると、たて長の
「全身ポスター」が貰えたので、せっせとシャンプーしたものである。後年、「ボディー・シャンプー」も登場
し、田原俊彦がCMキャラクターだった。いま「シャワラン」のブランドはある?

◆金鳥「電子蚊とりマット」

◆雪印アイスクリーム「宝石箱」
アイスクリームの中に小さな「氷の粒」が散りばめられており、この商品名がついている。CMソングの「
キャッチ・リップ」は「モンスター」のB面に収録されているが、A面でも十分イケる「秀作」だ。

◆日清焼きそば「UFO」
ピンク・レディーの「UFO」が出たからこの商品が登場した・・・と勘違いしている方も多いかもしれない。
それより1年ぐらい前に松鶴屋千とせのCMとともに商品が登場。例の「わっかるかな〜?わかんねぇだ
ろうなぁ〜」という流行語で一世を風靡、商品もヒットした。タイミングよくピンクレディーの「UFO」が発売
され、CM用に別に作曲されてオンエアされた。ピンクレディーのあとも、サザン・オール・スターズ、川崎
麻世、美保純・・・とその時代の「旬なタレント」を用い続け、今日も当社の「看板商品」の一翼を担ってい
る。

◆日清ラーメン「めんくらべ」

◆アサヒ玩具「おしゃれ人形」/「ママ・ミラー」他

◆神州一「即席味噌汁」
「♪ペッパ〜け〜ぶ〜」のメロディーにのって「♪しんしゅ〜い〜ち〜」と歌う。この商品シリーズには「田
舎づくり」と「山菜づくり」があり、ふたりで「いなか!」「さんさい!」と言いあった後「ところで、あなたたち
、なんさい?」というとんでもないダジャレが飛びだしてしまうのだ。でもアイドルは何でも許されちゃうの
ネ。この後、「サウスポー」のメロディーの作品も登場。

◆キャロン肌着
「♪入り口ひとつに出口がふたつ・・・」というCMソングだったが、「男の場合はそうじゃないよっ!」と余
計な心配をしていたのは、僕だけじゃなかったと思う・・・。失礼。

◆学研「中一コース」
それまでの桜田淳子からCMキャラをバトンタッチ。毎年春先になると、ライバル旺文社の「中一時代」と
激しいCMバトルを繰り広げていた。いかに(中学1年生に)人気のあるタレントを起用するかが、即、雑
誌の売り上げに影響するだけに必死だ。予約すると「万年筆」かなんかが貰えるんだよね。すぐに書けな
くなるんだけど・・・。このほか学習参考書「ニューコース」のCMにも出演していた。

◆ナショナルラジオ「ペッパー」

先日、新聞を読んでいて驚いたことがある。いま国内で「ラジオ」を生産しているメーカーは3社しかない
そうだ。松下、ソニー、アイワの3社である。厳しい競争を勝ち残った結果、「残った勝利者」だけが得る
事の出来る利益を享受している。薄型、小型化競争で、松下、ソニー、低価格化競争でアイワが市場を
制した恰好だ。その「薄型化競争」において当時、画期的製品として登場したナショナル「ペッパー」。ネ
ーミングもよかった。「ペッパー警部」のヒットを持つピンクレディーが強力なCMキャラクターとなり、商品
は大ヒットした。ピンクレディーの神通力だけでなく、商品の質の高さあってのヒットであった。

◆ナショナル電子制御エアコン「クール」

◆日本ハム「ウィニー」

◆グリコ「アーモンド・ダン」
グリコから発売された新しいコンセプトのお菓子。アーモンドをチェルシーのような、キャラメルキャンディ
ーコートしたもの。形がピストルの「弾」のようになっていたので、ピンク・レディーが西部の開拓者ふうの
衣装を着て、ピストルで「ダン!ダン!」って感じで宣伝していた。商品としては短命に終わったようだ。