懐かしのテレビ談議
125.時間ですよ
◆「おっかみさ〜ぁん。時間ですよ〜っ!」
 毎週水曜日よる9:30〜ほか TBS系で放送(1970〜1975) 

最近はめっきり減った「銭湯」を舞台にした「超・有名ホーム・ドラマ。1970年から4シリーズが放映された。初期はモノクロだった。(!)
このドラマの見どころは、何と言っても女湯の脱衣所のシーン。女性のオッパイがホーム・ドラマで「平和的」に拝めるとあって(笑)、
世の男性たちはブラウン菅にクギづけになったものだ。森光子扮する賑やかなおかみさんと、船越英二扮するおだやかなダンナの対比
が面白く、また堺正章悠木千帆(現・樹木希林)との絶妙なやり取りが番組を盛り上げた。二人でご飯を「キャッチボール」するシーンは
特に印象的である。息子夫婦には松山英太郎松原智恵子
番組からは、天地真理浅田美代子という2大アイドルが生まれ、人気に拍車をかけた。堺〜の歌も含め、彼(女)らがドラマの最後に
歌うシーンも懐かしく思い出される。(天地真理はオーディションでトップでは無かったが、森光子が気に入って登用したのだとか。)
シリーズ4作目は、「時間ですよ・昭和元年」となり、舞台を昭和元年に移す。「昭和枯れすすき」がヒットした頃で、篠ひろ子が営む小料
理屋と出入りする藤竜也のシーンが記憶に残る。「我が良き友よ」がヒットしたかまやつひろしも出演していた。
後年、とんねるず主演の「時間ですよ・ふたたび」がオンエアされたが、やっぱりオリジナルがいいなァ・・・。(笑)

とにかく、TBSの「水曜劇場」といったら「時間ですよ」。これっきゃないでしょう・・・ってゆーくらい有名な作品である。