55.日本沈没

SF作家・小松左京の脚本で大ヒットした映画の日本版。主演に村野武範、由実かおる。毎回、日本のどこかの地域が海の底
に沈んでいき、最終回では東京が海にのみこまれて、村野がアメリカ大陸で生活するシーンが描かれていた。確か第1回目では
南九州、第2回目では、早くも我が故郷・函館地区が「沈没」してしまうのだ。有名なハリストス正教会(通称・ガンガン寺)が、鐘
を鳴らしながら(泥水のような)海水を被っていくシーンは、今だ忘れがたく、何とも恐ろしい感じがしたものである。
当時は、この「日本沈没」を含む大変なSFブームで、小学館の「小学○年生」なんかでは毎月のように「このテ」の特集記事が
組まれていた。読者からは「本当に日本は沈むのか?」「心配で仕方がない・・・」といった質問が数多く寄せられていた。実際、
日本の近くでプレートが沈み込むように動いてるんだよね。(その反動で大地震が起こりやすい・・・。)
放映は、毎週日曜よる8:00からTBS系だった。土曜と違って、この時間帯はTBSにとって「不毛地帯」と言われるほど、視聴率
に苦しみ続けている。あの人気番組「Gメン75」が、編成の都合で「Gメン82」としてこの時間帯に登場したものの、「大河ドラマ」
や「西部警察」に「撃沈」された話は、あまりにも有名である。
主題歌は、五木ひろしが歌う「明日の愛」という曲。「♪さようならと言わないで、今は微笑みよ〜・・・」という、なんとももの悲し
い歌詞&メロディーであった。五木ひろしのシングルで唯一、(ポップスの)筒美京平(!)の作曲である。これは結構、以外だ!