98.時間ですよ
毎週水曜日よる9:30〜 TBS系で放送(1970〜1973)

東京・下町の銭湯「松の湯」を舞台に繰り広げる愉快なドラマ。冒頭、堺正章の「おかみさぁん、時間でよぉ〜!」でテーマ曲が始ま
り、森光子・船越英二演じる親夫婦と、松山英太郎(一郎)、松原智恵子(ふみさん)の息子夫婦の間に生じる諸問題を描く。
一方で堺正章や悠木千帆(現・樹木樹林)の住みこみ従業員が毎回みせる絶妙なコントや、女性風呂脱衣場のシーン、天地真理、
浅田美代子
といったアイドルの誕生・・・と見所が多く、人気ドラマとなった。
江戸屋猫八がわざと間違えて女風呂を覗くシーンは「お約束」で(笑)、実際の撮影時も「関係ないスタッフ」が集まって人だかりが出
来ていた・・・ときく。左とん平、樹木樹林らは、この後続く「寺内貫太郎一家」「ムー」など「水曜劇場」の「顔」となった。
ドラマの終わりで天地真理が歌う「水色の恋」や、浅田美代子の「赤い風船」、堺正章の「涙から明日へ」を互いに歌いあうシーンは今で
は貴重な映像だ。「アイドル」がより身近な存在になるきっかけをつくったドラマとも言えるのではないか。
1970年から73年まで計3シリーズが放映されたほか、昭和50年に「時間ですよ・昭和元年」。平成になってからもとんねるず
らが中
心となって「時間ですよ・ふたたび」が制作され、ドラマに対するアンコール人気の高さがうかがえる。